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人はなぜ争うのか?

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飽きることなく続く争いは、人類が絶滅するまで終わることはないのか?
その前にもし、日本が戦争か原発事故で滅びるようなことになったら、その後の日本の風景が世界遺産に指定されるかもしれない。
愚かな民族とその指導者たちの犯した罪と罰、そして未来への警告として。


「重要記事」 IWJ・岩上安身氏が侵略主義者・福沢諭吉と現代の国粋主義思想を痛烈批判。
【引用】
0362
IWJの岩上安身さんが、2014の正月01.02に、侵略主義者・福沢諭吉の思想と、現代まで続く侵略主義・国粋主義思想の根本原因を痛烈に批判するツイートを公表され、それがまたもや99%の国民にとって、悲惨な事態をもたらすと言及されています。
非常に大事なツイートであり記事ですので、そのまま転載させてまらいます。
福沢諭吉が何者か、心を鎮めて、この重要な分析を、丁寧に読んで頂くようにお願い致します。
 
岩上安身 ‏@iwakamiyasumi  2014.01.02.
重要資料については、可能な限り、引用された部分ではなく、原典を読むべき、とはよく言われるが、本当にその通りだとつくづく思う。
昨今、「時事新報」の論説等について、真筆論争の起きている福沢諭吉であるが、その論説そのものをまとめて読んでいる。
 
「福沢諭吉朝鮮・中国・台湾論集〜国権拡張脱亜の果て」杉田聡編(明石書店)。
福沢の「脱亜論」等は評判が悪い、と聞いて、わかったような気になり、今さら当時の論説をわざわざ読み返さなくてもいいだろう、時代制約もあったろうし、と、思ってきた人(私もその1人)。
読んでみた方がいい。
 
ここでつまみ食いをして紹介するより、実際に読んでもらった方がいい。
福沢諭吉の対外政策に関する論説群は、ありのまま読めば、ネトウヨと変わらない。
こう書くと、ネトウヨの元祖は明治の「知の巨人」、ということになり、ネトウヨにお墨
付」きを与えるようで、複雑ではあるが。
 
二、三、紹介しておこう。
1882年3月に書かれた論説。
「圧制もまた愉快なるかな」。
タイトルからして悪魔的、かつ今日的である。
ほんの少し前なら、圧制など過去の話と笑って片付けられたが、安倍政権の誕生以降、誰も笑えなくなった。
140年前の論説は、今も命脈を保っている。
 
福沢諭吉は、洋行中に目撃した、英国人が中国人に対して、「幕吏」の如く、威張り散らしている様子にふれ、なんと「英国人民の圧制を羨むのほかなし」と書く。
羨ましい、というのだ。
そして、いつの日かその英国人民すら奴隷のように扱いたい、と続ける。
 
「その英人をも奴隷のごとくに圧制して、その手足を束縛せんものをと、血気の獣心、おのずから禁ずることあたわざりき」。
中国人を憐れむのでもなく、英人を憎むのでもなく、圧制する側に立てば愉快だろう、というのだ。
 
締めくくりはこうだ。
「圧制を憎むは人の性なりと言うといえども、人の己れを圧制するを憎むのみ。己れ自ら圧制を行うは、人間最上の愉快と言いて可なり(中略)」。
福沢は、圧制は最上の愉快、と言い切っている。
その後、こう続く。…
 
「……今日、我輩が外国人に対して不平なるは、なおいまだに彼の圧制を免れざればなり。
我輩の志願は、この圧制を圧制して、ひとり圧制を世界中にもっぱらにせんとするの一事あるのみ」。
要するに世界征服宣言である。
その理由も、自存自衛のため、などではなく、愉快だからである。
 
1885年3月の有名な「脱亜論」。
「これはアジア東方の悪友を謝絶するものなり」というくだりが有名である。
付き合いをやめよう、という程度の話かというとさにあらず。
中国と朝鮮の二国は明治維新のような改革があれば別だが、そうでなければ、…
 
……「今より数年を出でずして亡国となり、その国土は世界文明諸国の分割に帰すべきこと、一点の疑いあることなし」。
このままでは分割されてしまう。
隣国を心配しているのか、と言えばそうではない。
分割すら列強の隊列に加わろう、とあからさまに主張するのだ。
 
「今日のはかりごとをなすに、わが国は隣国の開明を待ってともにアジアを興すの猶予、あるべからず。むしろその伍を脱して、西洋の文明国と進退をともにし、その支那・朝鮮に接するの法も、隣国なるがゆえにとて特別の会釈におよばず。まさに西洋人がこれに接するの風に従って処分すべきのみ」。
 
「処分」、である。
なんという酷薄な、と思う。
福沢は徹底してアジア侵略を支持した。
明治の日清・日露あってこその、昭和の満州事変、日中戦争、そして米英相手の太平洋戦争がありうる。
欧米列強から東亜を解放する、などという陳腐な大義を掲げる偽善は、福沢には見当たらない
 
1894年7月。「日清の戦争は文野の戦争なり」というタイトル。
これは国と国との戦争ではなく、文明と野蛮の戦争であり、野蛮を文明化する戦争であると主張する論説。
ここで皆殺しを肯定する。
「陸上の牙山にてもすでに開戦して、かの屯在兵を皆殺しにしたることならん(中略)」
 
「……幾千の清兵はいずれも無辜の人民にして、これを皆殺しにするは憐れむべきがごとくなれども、世界の文明進歩のためにその妨害物を排除せんとするに、多少の殺風景を演ずるはとうてい免れざるの数《運命》なれば、彼らも(中略)、その運命の拙きを、自ら諦むるのほかなかるべし」。
 
そして、中国人が反省したならば、「多少の損失のごときはものの数にもあらずして、むしろ文明の誘導者たる日本国人に向かい、三拝九拝してその恩を謝することなるべし」と、虐殺しても感謝されるはずだと、気の狂ったようなことを書いている。
 
同年、1894年8月8日には、朝鮮人の赤ん坊を抱いた日本兵が中国人の頭部に「文明」の弾丸を撃ち込む漫画を掲載した。http://p.twipple.jp/jD3aQ
日清戦争漫画

きりがないのでここらでやめておく。
列強の側に立ち、その隊列を「文明」と称して、侵略を正当化する、その姿勢は、安倍政権が強調する価値観外交、すなわち、日本は米国と、自由と民主主義という価値観を共有しており、価値観の異なる中国と対峙している、という物語と相似である。
 
福沢諭吉を擁護する論者もいる。
「福沢諭吉の真実」(文春文庫)を著した平山洋氏は、その代表格。
時事新報に掲載された、国権拡張を擁護する論説の多くが、福沢の真筆ではなく、側近が書いたものだ、として、福沢を擁護し、自由主義者としての福沢のイメージを再強化しようとする。
 
しかし、この平山氏の主張についても、杉田氏は平山氏の手法の問題点を細かく指摘し、批判する。
実際、時事新報の創刊者で、オーナー経営者で、主筆で、編集トップは、福沢諭吉である。
弟子に草稿を書かせても、彼の思想のもと、すべての論説が書かれ、掲載されたことは間違いない。
 
昨年末(と言っても2日前だけど)に発刊した「IWJ特報」で、井上勝生北海道大学名誉教授のインタビューを掲載し、そこで知られざる日清戦争の時期の日本軍の朝鮮人農民に対する虐殺について詳しく触れたが、こうした事件に対する福沢の態度も異様である。
関連づけて読んでいただきたい。
 
もし、福沢諭吉をまっとうに批判できないならば、安倍政権の姿勢も批判できないだろう。
巷のレイシズムやヘイトスピーチの横行も批判できないだろう。
圧制は愉快、と言い切り、アジアを分割せよ、とためらいなく主張した明治期最大のイデオローグが偉人として紙幣の肖像画に採用されている国。
 
福沢が煽った日清戦争から太平洋戦争の大敗までは、一本の道でつながっている。
今度、同様の反復が行われようとした場合、日本が欧米から見放され孤立するまでに前回ほどの時間はかからない。
米国が日本を守る、と考えるのはお花畑過ぎる。
米国が守りたいのは自国の利害、権益である。
 
「分割」されるのは、今度は日本かもしれない、ということを、我々は忘れてはならないと思う。
 
岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
福沢諭吉の論説を「批判」すると「否定」扱い。
それでは話にならない。
学問も成り立たない。
福沢ほどの、国民的な影響力のある大思想家、その論説を批判的に検証するのは当然のこと。
RT @CoGoC: 「脱亜入欧」等なら兎も角「福沢諭吉」そのものを否定するのは如何か

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
福沢諭吉の論説を紹介したのは、福沢諭吉個人を批判したり、ましてや慶応大学を貶めるためではないので、念のため。
福沢諭吉ほどの知的巨人でも、朝鮮・中国への蔑視と侵略思想にのめり込んでいたという
こと。
それが明治の時代精神であり、その侵略思想は実践され、その延長に昭和があるということ 

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
そうですか。
知識人は、もっと一般に向けて発言して欲しいですね。
それを掘り起こし、伝えるのがジャーナリズムの役割の一つですが。RT @03885yuko: 歴史系の学会では、岩上さんの認識が通説になっています。#NHK の歴代大河ドラマの福沢諭吉像とは違いますね。
 
参考 ・ここまでが2014.01.02にツイートした分と、それに対する反応への回答です。
         ここから、続編の「続き」が始まります。
 
岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
続き。
福沢個人攻撃は本意ではないし、そんなレベルで終わらせてはならない。
福沢諭吉を読む、ということは、明治から昭和にかけての帝国主義の思考を読むということ。
実際、あの時代の支配層が何を考えていたか、実によくわかる。
そして、今、その繰り返しをしようとしていることもありありとわかる。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
続き。
なので、福沢諭吉の対外政策論説を読み、紹介するのを、元旦だけでなく、もう少し続けよう。
断続的に紹介する。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.23:20.
ひとっ風呂浴びたので、これから、福沢諭吉の、「時事新報」の対外政策に関する論説紹介の続きを打ちます。
何度もいいますが、福沢個人攻撃ではないし、彼の業績のすべてを否定するものではない。
時代精神の代表として取り上げるものです。
そして、それは現代となお、一続きです。

 岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 23:28.
続き2。
今なお日本が明治から始まる侵略的な帝国主義の尻尾を断ち切ることができないのは、なぜか。
理由は様々あれども、満州事変以降の昭和の軍部の暴走だけを取り上げ、その土台をなした明治の時代精神を振り返らず、手つかずに残してきたからではないか。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.23:32.
続き3
当時の最大のイデオローグである福沢諭吉の生の宣布を読まずにきてしまったからではないか。
当時の論説をありのまま読むと、福沢の論法、レトリック、罵詈雑言に至るまで、今も命脈を保っていることがよくわかる。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 23:41.
続き4
正月早々の社説。
「時事新報」の1887年1月6日付社説は、「朝鮮は日本の藩屏なり」というもの。
朝鮮は日本の囲いであり、防御線である、と主張する。
日本と朝鮮との関係は落ち着きを見せていた。
それが福沢は気に食わない。
「むかし江戸城を守らんと欲する者は、…」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 23:50.
続き5
「……遠く箱根の険をやくし(おさえ)、なお進んで富士川・大井川等に敵を食い留めんとしたるがごとく(中略)、日本島を守らんと欲する者も、ただ日本島にのみ防御の手当てを限らず(中略)、遠く日本島外の地にまで防御線を張り、早くも日本島外の地において……」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 23:57.
続き6
「……敵の侵入を食い留めるの工夫、肝要なるべし。いま日本島を守るにあたりて、最近の防御線を定むべきの地は、かならず朝鮮地方たるべるや疑を入れず」。
こうした福沢の主張は、山県有朋の朝鮮は日本の利益線、という主張に影響を与えた可能性が高いと、編者の杉田聡氏は述べる。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.00:10
続き7
翌日、1887年1月7日付の社説は、「外国との戦争かならずしも危事・凶事ならず」。
侵略戦争の煽動、連投である。
ここで福沢は、徳川時代の鎖国の平和をこき下ろし、文明国の条件として戦争が必要なのだという主張を展開する。
「時と場合によりては、戦争もまたはなはだ有益なるものにして……」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.00:18.
続き8
「…(中略)兵必ずしも凶事ならず、戦かならずしも不祥ならざるなり」。
福沢は、元寇も秀吉の朝鮮侵略も同列に並べ、歓迎する。
「北条の時代に支那兵、九州に来冦し、豊臣秀吉、天下を取るに当って大兵をあげて朝鮮に攻め入る等、一時は大いに日本人が孤島に安眠するの習癖を…」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.00:20
続き9
「……破らんとするの模様もありしに、惜しいかな徳川三百年の治世、再び日本人をして蟄居、世間を見ざるの陋習(悪習)をなさしめ、(中略)外に対するの心、すでにはなはだ温順なれば、内に対するの心も互いに調和して、互いにあい親しみ、親密・敦厚、全国いたるところ…」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 00:30
続き10
「……ただ春風・春水の洋々たるを見るのみ」。
徳川時代の内にも外にも温順で平和な様子を描く段落、誉めているのか、けなしているのか、よくわからなくなるが、もちろん福沢は、これをけしからんとしているのである。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 00:39
続き11
「人心の小康に安んずるを矯め」、つまり人々が平和で慎ましい幸せに安息している状態自体を変えるため、「…人心をして世界の広きを思うて大いに自ら奮起せしめんとするには、国に外国との戦争起こるをもって、最も効力の迅速なる方法を得るものとす」。
つまり戦争は「手段」なのだ。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 00:46
続き12
「…外国との戦争起こりたりとあらば、(中略)誰かゆうゆう花月を楽しまん、誰かゆうゆう歌舞を観ん。(中略)不安の思いに迫られて、奮起大いになすあらんとするや必定なり」。
福沢において、戦争は、それ自体が国民を緊張させるための目的であり、手段である。だが、それだけではない。  

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 00:49
続き13
驚くべきことに、福沢は戦争の勝敗すら、どちらでもよい、といったことを言い出す。
「……開戦三、四ヶ月、やがて和睦・休戦にいたれば、戦争の当時、味方の勝敗いかんにかかわらず、戦後、人心の向かうところはもっぱら外国にあり(中略)……」

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.00:55
続き14
「…… もっぱら自国の富強を急ぐにありて、貿易に、兵備に、交際に、力の及ぶ限りを尽くして少しも油断することなく、初めてようやく当世の一文明国たる資格を備うるにいたるを得べし」。
なんでも良いから、戦争してしまえ、その結果として、国内の緊張は否応なく高まる。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 00:57
続き15
その結果として、文明国の仲間入りができる、というのだ。
戦争の結果もかえりみることなく、何でもいいから、戦争のできる国家にしてしまえ、という安倍政権の姿勢の不可解さも、140年前の福沢の論説を重ねてみれば、なるほどそういう目論見なのか、と合点がいく。同意はしないが。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.01:01
続き16
この論説を、福沢は次の一説で締めくくる。
「…その戦争避くるの損害は、早くも戦争そのものの害に幾倍するところあらんことを、恐るるなり。戦争は、必ずしも百毒・百害の性質あるものにあらざるなり」。
戦争が、まるで多少副作用のある薬草程度の扱いである。岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.03. 01:07
まだ、数限りないほどあるのだけれど、一休み。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.03.02:07
続き17
福沢諭吉は、民権論者である、というのは大きな誤解である。
85年2月、自身の経営する「時事新報」の社説は、「求むるところはただ国権拡張の一点のみ」。
タイトルだけで十分に中身がわかる。
福沢はまた、開設された国会にも明治憲法にも批判的だった。
ひたすら政府寄りである。
 
続き18。
92年7月、「一大英断を要す」では、かの民党なるものは、従来、政府に反対の運動を試みたるもののうち、最も恐るべきもの」と書き出す。
福沢は「学問のすゝめ」等では「啓蒙的」な言説によって民権論者を目覚めさせたが、現実の運動には敵愾心を隠さないと、杉田聡氏は述べる。
 
続き19
「しかるに22年の憲法発布に引き続き、23年の国会開設以来、民党の気炎、にわかに増長して党派の形をなし、公然、政府に反対することとなりたるは、すなわち今日の現状なり。…」
 
続き20
「……政府が国会を開設したるは、あたかも憲法と名づくる城郭を二分して、その一半を敵に与え、己れ自ら他の一半を守りて、同じ城内にあい争うものなりと言うも、あるいは当るがごとし」。
民権論者、議会政党は、福沢の目からは「敵」でしかない。新聞の社説で堂々、そう書く。
 
続き21
政府に楯突く野党がうるさい。
されば、と福沢は続ける。
「されば今のはかりごとをなすに、ただ英断をもって対外の大計を定め、社会の耳目をこの一点に集めて、もって国内の小紛争をとどむるの一法あるのみと、我輩のひそかに信ずるところなり」。

次からの一節は長いが重要。
 
続き22
「奥羽・函館の戦争もすでに平定し、諸藩の兵隊はいずれも東京に集まりたるに(中略)、互いにあい争わんとするの勢いあり。(中略)時の参議・木戸準一郎(孝允)氏はここに一策を案じ、『(中略)兵隊の矛を外に向けてその思想を一に集むるのほかに、策あるべからず。…』」
 
続き23
「『…外に向けるとあれば、その方向はとりあえず朝鮮なり。朝鮮、罪なしといえども、内の治安のためには換えがたし。ただ熟考すべきは費用の一点なり』」。
罪のない朝鮮に対して、とりあえず、侵略戦争を始めようと、維新の三傑の一人、木戸孝允は考えた、というのだ。
とりあえずの侵略!
 
続き24
木戸孝允は、問題は費用だけだとして、大村益次郎に相談した。
木戸も大村も長州。
大村益次郎は、靖国神社の銅像で知られる。
「勝てば官軍」の官軍を率いた軍事リーダーで、日本陸軍の創始者。
ちなみに福沢と大村は緒方洪庵の適塾で同窓。
福沢は大村を攘夷の狂人扱いしていた。
 
続き25
死してのち靖国のシンボルとなった大村も、とりあえずの朝鮮侵略に賛成した。
「…大村もこれに賛成し、試みに計算するに、『その費用は一年三0万にして可能なり(中略)』」。
何度も言うがこれは公刊された新聞の社説である。
侵略の計画もその費用の試算も、公然たるものだった。
 
続き26
木戸孝允がこの侵略計画を持ち出したのは、「西郷翁等の征韓論に先立つこと数年なりしという」。
維新の志士たちに朝鮮侵略はシェアされていた。
幕末、その思想的バックボーンとなった水戸学には、すでに朝鮮侵略の思惑は胚胎していた。
維新とワンセットだったとみていい。
 
続き27
福沢はこう続けて書く。
「…内の人心を一致せしむるために外に対して事端を開くは、政治家の時に行うところの政略にして、(中略)現に明治七年の台湾征討のごときは、すなわちこの意味の政略にほかならずして、しかもその目的を達したるものと言うべし」。
台湾出兵も内政の転嫁だった。
 
続き28
「…人心を外に転じせしめるの方便としては、南洋諸島に植民地を開くの策もなきにあらず」と、あっけらかんと書きつつ、それではあまりに尋常だ、平凡だ、と続ける。
「…植民の事業はあまりに尋常の計画にして、一時に人心を転じて内の紛争忘れしむるの効果少なかるべきがゆえに…」
 
続き29
「…我輩はやはり木戸氏のひそみにならうて、朝鮮攻略を主張せざるを得ず」。
福沢の狙いが戦争によって内政面で政府の権限を強化する、ある種のショック・ドクトリンである事がよくわかる。
侵略や戦争の行く末など、微塵も気にかけていない。
「とりあえず」ショックであればいいのだ。
 
続き30
日清戦争の大義は、朝鮮を属国扱いしている清国から挑戦の独立を勝ちとるため、とされてきた。
しかし福沢は「朝鮮侵略戦争のすすめ」とも言うべきこの論説の中で、「ひっきょう独立といい所属というは名義上の問題のみ」と本音を明らかにしている
 
続き31
戦争を起こすだけでなく、その後の植民地化の計画についても、あれこれ書き並べているのだが、一つだけ引用する。
朝鮮北東部では政府の圧制で人民が苦しんでいるらしい、と聞いた福沢は「シベリアへ逃げ出す者もいて、幾十万里の土地、ほとんど人煙を見ざるありさまなりという」と書く。
 
続き32
そこで、福沢はまた無茶苦茶なことを言い出す。
「思うにこの地方たる、幾千百年来、開拓の国土にして、南洋未明の島嶼などの比にあらざれば、同国政府と約束の上、わが国にあふるる無数の貧民を、その地に移して耕作に従事せしむるは、彼我の便利にして、…」
 
続き33
「……ことにわが国のためには、未開・不案内の地に植民するよりも、その利益大なるものあるべし」。
貧しき者を救え、ではなく、他国の土地に侵略し、そこに貧乏人を追い払え、というのである。
石原慎太郎すら可愛ものだと思えてくる。
 
 
岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.
これは失礼。
かつかなり笑えるツッコミ、感謝。
自分のタイプミスへのツッコミで初笑い。
制服?¥ᄒチ服のミスです。RT @TakaNX: 世界中の男子は詰め襟で女子はセーラー服・・・と(もちろんわかってます)。 RT @iwakamiyasumi 要するに世界制服宣言である。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.15:41.
一万円から五千円に減額は気の毒。二枚出してあげてください。RT @terror_of_war: 昨晩の岩上氏による福沢諭吉の著書に関する連投ツイートを読んで震撼した朝。
そんな人物を崇めて高額紙幣にしていたとは。
本日来宅予定の甥っ子へのお年玉は一葉にしよう。 

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.15:45
大隈重信が御札にならないのは、対華21箇条をつきつけたから、と聞いたことがあります。
RT @keishinJohn: 伊藤博文の1000円札が無くなったのは朝鮮総督だったから。福沢の極右の様な発言集、教えて頂いてありがとうございます。田島夢観守博之 

STOP THE ABE ‏@NAMAENAKI  2014.01.02.
2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115882 … 
@iwakamiyasumiさんから ※ 本日再配信されます! → 2014年1月2日(木) 13:15〜岩上安身さんがリツイート

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 15:47.
それができるのか、以前、内部で検討し、難しい、ということになったのですが、再考してみましょう。
RT @naratakasi: そろそろ配信者側でのブロックを考えていただきたい。 妨害するだけの馬鹿を見るのはもうたくさん。 @Moshino_1980

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 15:48.
難しいという結論。でも、もう一度、考えてみます。RT @tammy0626: @iwakamiyasumi
@Moshino_1980 「許容限度越え」で私も一言。
毎度お馴染みのTL汚しにはいい加減辟易! 反対意見として受け留めるレベルでない。
配信者はなぜブロックしない?

るな ‏@LunaRainbow8 2014.01.02.
岩上安身さんの福沢諭吉に関する連投、圧巻です。
ネトウヨにお墨付きを与える、というより、ネトウヨの欺瞞をあぶり出していますね。
 @iwakamiyasumi岩上安身さんがリツイート

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.15:51
「元々の福沢先生」って、何ですか。
福沢の論説の「原典」より「元々」の何かがあるんですか。
RT @thejimmyguns: しかし、元々の福沢先生は興亜論者として、アジア外交の有用性を指摘してきた人物です。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi2014.01.02. 16:07
内村鑑三が非戦論を唱えたのは日露戦争から。
日清戦争は「文明の戦争」だとして、戦争肯定しました。RT @YoshioNomura: 内村鑑三ですら「日清戦争の義」の中で、「シナは社交律の破壊者である。人情の害敵である。野蛮主義の保護者である。
シナは正罰を免れることはできない」など

大山巌(原発殲滅) ‏@dr_malpihgi 2014.01.02.10:00
「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可するべきこそ得策なれ」 (『福沢諭吉全集』第十五巻) 
女性を海外に売り飛ばすよう献策したのは福沢諭吉@DrawlingStone @hideoutK @iwakamiyasumi

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.19:40
それはぜひ、君が担当して下さい。
僕は早大卒ですが、大隈批判、大歓迎です。
何のタブーでもありません。RT @YoshioNomura: 対華21か条要求や大隈の著書「東亜の平和を論ず」なども批判していただきたいと思います。
大隈は福沢と違い実際に政権の中枢にいた人物なわけですので。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.19:41
丸山眞男の影響大だと思います。RT @musashinonokaze: 「福沢諭吉と丸山眞男」(「丸山諭吉」神話を解体する)安川寿之輔を読了したばかり。
丸山の誤読の謎も深まりますが福沢の虚像を明らかにする力作です。
巷間に伝えられる「市民的自由主義者」福沢諭吉の実像を捉え直すべき時 

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.19:42
今度、戦争となると戦場は日本列島全土になる、と皆様にお伝え下さい。
RT @asada727: いまこそ中国との融和を唱えるべき。
私の職場は知的レベルがお世辞にも高いとは言えない。
中国嫌いばかり。
そこで「日中戦争の戦場は中国本土でした」と言うだけで嫌われる。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.19:43
誰もろくに知らなかったことなので、恥じ入る必要はありません。RT @asada727: ネットがなければ知る由もなかった。
諭吉の本は一冊しか読んでない。
一庶民として無知を思い知る。
中国人もネットで初めて毛沢東の真実を知ったと言ってる。
一人の39歳の庶民の声です。

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi 2014.01.02.21:40.
そうですか。
知識人は、もっと一般に向けて発言して欲しいですね。
それを掘り起こし、伝えるのがジャーナリズムの役割の一つですが。RT @03885yuko: 歴史系の学会では、岩上さんの認識が通説になっています。#NHK の歴代大河ドラマの福沢諭吉像とは違いますね。

MS7 ‏@tangmochi 2014.01.03.04:30
@iwakamiyasumi それが満州開拓公社の原点であり、海外移住事業団の原点であり、そして現在のJICAのルーツです。岩上安身さんがリツイート

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi  2014.01.03.07:30
原典を紹介しているのに、読まないで返信されても話にならず。
冒頭から時代制約で片付けられる問題ではないと言っているのに。RT @gogohmatui: 福沢諭吉論に一言だけ・明治維新を経て侵略側に回らなければ奴隷も同然。という時代背景を考慮する必要がある。倫理判断はなじまない。

松本和志 ‏@santikazushi 2014.01.03
@iwakamiyasumi 吉田松陰の反響も感じますね。
幕末における佐久間象山や横井小楠の破約必戦論を一見踏襲しているようで、大義より功利を重んじるところがいかにも福澤。
 








「小出裕章ジャーナル」【東海再処理施設プルトニウム溶液等の調査報告について】








カナダ前国防大臣ヘルヤー氏の証言「エイリアンはそこにいる」
とてもよい証言です。
全世界の人に見てほしいです。










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